献血者募集
I. 血漿成分献血の必要性わが国における血漿分画製剤の使用量の現状に鑑み, 1985年厚生省の血液事業検討委員会は中間報告を発表し, 1986年を初年度として5カ年計画で献血者から血漿分画製剤用として年間100万リットルの血漿を確保すべきことを提言した. 赤血球製剤の過剰な製造を避けるために, 血漿成分献血の推進は今後の血液事業にとって重要な課題である. II. 血漿確保の計画 血漿分画用血漿の確保は当然血液成分輸血の推進によって多くの部分を達成する必要があるが, 厚生省の試案によると1986年を初年度として表1に示すように400ml献血, 血漿成分献血を開始し, 順次これらを増加させ, 19...
Gespeichert in:
1. Verfasser: | |
---|---|
Format: | Tagungsbericht |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | I. 血漿成分献血の必要性わが国における血漿分画製剤の使用量の現状に鑑み, 1985年厚生省の血液事業検討委員会は中間報告を発表し, 1986年を初年度として5カ年計画で献血者から血漿分画製剤用として年間100万リットルの血漿を確保すべきことを提言した. 赤血球製剤の過剰な製造を避けるために, 血漿成分献血の推進は今後の血液事業にとって重要な課題である. II. 血漿確保の計画 血漿分画用血漿の確保は当然血液成分輸血の推進によって多くの部分を達成する必要があるが, 厚生省の試案によると1986年を初年度として表1に示すように400ml献血, 血漿成分献血を開始し, 順次これらを増加させ, 1990年には表2に示すような採血を行って, 年間100万リットルの血漿を確保しようとするものである. この計画によると, 血漿成分採血で約50万リットルの血漿が確保されることになるが, このため5年計画で血漿成分採血の採血所を100カ所, 血漿成分採血の自動機器を1,000台設置すべく国庫補助の計画を立てている. |
---|---|
ISSN: | 0546-1448 |