400ml3回採血による供血者への影響

昭和56年度57年度の「400ml採血に関する基礎的研究」により供血者の諸条件を特別に設定しなくても(いいかえると平均的体格の日本人から)400ml採血が充分可能なことはすでに報告し, 諸家のデーターともほぼ一致をみたことであるが400ml採血を繰り返し行う場合に人体に如何なる影響があるかに関してはなお必ずしも充分なデーターが得られているとは言い得ない. そこで我々は同一供血者(被検者)より400ml採血を3ヵ月間隔3回実施し, 各回ごと7週後まで追跡調査を行い臨床面, 生理面および生化学面より観察を行った....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本輸血学会雑誌 1986, Vol.32 (1), p.33-34
Hauptverfasser: 山崎順啓, 竹内直子, 服部俊一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:昭和56年度57年度の「400ml採血に関する基礎的研究」により供血者の諸条件を特別に設定しなくても(いいかえると平均的体格の日本人から)400ml採血が充分可能なことはすでに報告し, 諸家のデーターともほぼ一致をみたことであるが400ml採血を繰り返し行う場合に人体に如何なる影響があるかに関してはなお必ずしも充分なデーターが得られているとは言い得ない. そこで我々は同一供血者(被検者)より400ml採血を3ヵ月間隔3回実施し, 各回ごと7週後まで追跡調査を行い臨床面, 生理面および生化学面より観察を行った.
ISSN:0546-1448