CS-3,000による顆粒球採取とその小児急性骨髄性白血病2例に対する使用経験

CS-3,000により106例の白血球フェレーシスを行い, 全血処理量約6.5リットルで, 白血球2.95±0.95×10^10 個(顆粒球83±7%), 血小板3.99±0.80×10^11 個*が得られた. 採取にはHESを使用し, 採取前6時間, 18時間にプレドニゾロン20mgを投与した. この顆粒球のうち19例をAMoLの4歳児に, 40例をAMMoLの12歳児に繰り返し使用した. 両例は, ともに好中球減少をともなった重症感染症を繰り返していたが, 4歳児例は, 輸血翌日には, 解熱し著効が得られた. 12歳児例は, 連続投与をつづけ, 解熱傾向が得られ有効と思われた(*mean±...

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Hauptverfasser: 梶原敬一, 松村正彦, 奥田晃朗, 赤松徹, 河瀬正晴, 福岡彰宏, 西本康代, 木村都, 岩本澄清, 山梨暢子, 有近智津代, 中谷ふみよ, 望月憲雄
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:CS-3,000により106例の白血球フェレーシスを行い, 全血処理量約6.5リットルで, 白血球2.95±0.95×10^10 個(顆粒球83±7%), 血小板3.99±0.80×10^11 個*が得られた. 採取にはHESを使用し, 採取前6時間, 18時間にプレドニゾロン20mgを投与した. この顆粒球のうち19例をAMoLの4歳児に, 40例をAMMoLの12歳児に繰り返し使用した. 両例は, ともに好中球減少をともなった重症感染症を繰り返していたが, 4歳児例は, 輸血翌日には, 解熱し著効が得られた. 12歳児例は, 連続投与をつづけ, 解熱傾向が得られ有効と思われた(*mean±SD).
ISSN:0546-1448