HBs抗原スクリーニングのGroupamatic-360による自動化

Groupamatic-360を使用して, HBs抗原スクリーニング(RPHA-G)を完全自動化し, 用手法RPHA(RPHA-M)と並行して実施した. RPHA-G用試薬は抗HBs ヤギγ-グロブリンをヒトO型赤血球に塩化クロム法で感作したものを使用した. 総検体数99,344例中スクリーニングで陽性になったRPHA-Gで1,524例, 1.53%, RPHA-Mでは1,800例, L81%であった. また確認試験後陽性になった例はRPHA-G1,313例, 1.32%RPHA-M1,086例, 1.09%であった. また, RPHA-Gのみ陽性236例中RIA陽性は18例, RPHA-Mの...

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Hauptverfasser: 三根英子, 佐藤千鶴, 松浦尚雄, 細井武光
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:Groupamatic-360を使用して, HBs抗原スクリーニング(RPHA-G)を完全自動化し, 用手法RPHA(RPHA-M)と並行して実施した. RPHA-G用試薬は抗HBs ヤギγ-グロブリンをヒトO型赤血球に塩化クロム法で感作したものを使用した. 総検体数99,344例中スクリーニングで陽性になったRPHA-Gで1,524例, 1.53%, RPHA-Mでは1,800例, L81%であった. また確認試験後陽性になった例はRPHA-G1,313例, 1.32%RPHA-M1,086例, 1.09%であった. また, RPHA-Gのみ陽性236例中RIA陽性は18例, RPHA-Mのみ陽性2例中RIA陽性は1例であった. 以上からRPHA-GはRPHA-Mより高い感度で, 検体をセットすれば, 判定を短時間に, 完全自動で実施でき, 非常に有用な方法と考える.
ISSN:0546-1448