抗AFPグロブリン(ウマ)のラットにおける, 吸収・分布・排泄について
目的 抗AFP-グロブリン(ウマ)〔AFP・Ig〕のラットにおける, 吸収・分布・排泄に関する知見を得ること. 材料と方法 1. AFP・Igの^^125 I標識:AFP・Ig製剤をクロラミンT法により^^125 I標識をおこなった. 得られた^^125 I標識AFP・Igを免疫電気泳動, ポリアクリルアミドゲル電気泳動ならびにゲル濾過でその性状分析をおこなった. 2. 動物実験:ウィスター系雄性ラット(体重:150g)を1群3匹使用した. 投与放射能量は, 1回投与群では2.3×10^6 cpm/5mg AFP・Ig/ラット, 5回連続投与群では1.9×10^6 cpm/5mg AFP・Ig...
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Format: | Tagungsbericht |
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Zusammenfassung: | 目的 抗AFP-グロブリン(ウマ)〔AFP・Ig〕のラットにおける, 吸収・分布・排泄に関する知見を得ること. 材料と方法 1. AFP・Igの^^125 I標識:AFP・Ig製剤をクロラミンT法により^^125 I標識をおこなった. 得られた^^125 I標識AFP・Igを免疫電気泳動, ポリアクリルアミドゲル電気泳動ならびにゲル濾過でその性状分析をおこなった. 2. 動物実験:ウィスター系雄性ラット(体重:150g)を1群3匹使用した. 投与放射能量は, 1回投与群では2.3×10^6 cpm/5mg AFP・Ig/ラット, 5回連続投与群では1.9×10^6 cpm/5mg AFP・Ig/ラット/回の割合で各1.0mlずつラット尾静脈より投与した. 1回投与群では投与後5, 30分, 1, 3, 6時間, 1, 2, 3, 5, 7, 14, 22, 29日目に, 5回連続投与群では初回投与後1, 2, 3, 4, 5, 7, 9, 11, 18, 24, 28日目に動物を屠殺し, 各臓器を摘出して放射能を測定した. 両群とも血液をはじめ摘出臓器としては, 胸腺, 肺臓, 心臓, 肝臓, 脾臓, 胃, 小腸, 盲腸, 大腸, 副腎, 腎臓, 膵臓, 膀胱, 睾丸皮膚, 筋肉, 骨髄, 甲状腺, 脳, 脳下垂体の20臓器であった. |
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ISSN: | 0546-1448 |