当院における24時間輸血検査業務の現況
昭和55年1月から昭和56年6月までの18ヵ月間に, 我々は, 夜間の緊急検査で743件3,737本の交差適合試験を行なった. 月平均41件, 208本で, 1件当りの平均は5.0本になる. 検査依頼の大部分は, 外科系(46.8%), 内科系(30.1%)からのものであった. 時間帯による依頼頻度は, 17~23時までに全体の75%で, 残り25%は, 深夜依頼であった. 患者の疾患頻度は, 消化器疾患が最も多く, 以下, 血液疾患, 泌尿器疾患, 婦人科疾患, 循環器疾患, 呼吸器疾患の順であった. また, この間に, 4例の抗赤血球不規則抗体を発見したが, これは, 夜間においても, 生...
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Veröffentlicht in: | 日本輸血学会雑誌 1982, Vol.28 (3), p.337-337 |
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Hauptverfasser: | , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 昭和55年1月から昭和56年6月までの18ヵ月間に, 我々は, 夜間の緊急検査で743件3,737本の交差適合試験を行なった. 月平均41件, 208本で, 1件当りの平均は5.0本になる. 検査依頼の大部分は, 外科系(46.8%), 内科系(30.1%)からのものであった. 時間帯による依頼頻度は, 17~23時までに全体の75%で, 残り25%は, 深夜依頼であった. 患者の疾患頻度は, 消化器疾患が最も多く, 以下, 血液疾患, 泌尿器疾患, 婦人科疾患, 循環器疾患, 呼吸器疾患の順であった. また, この間に, 4例の抗赤血球不規則抗体を発見したが, これは, 夜間においても, 生食法, ブロメリン法Liss-Coombs法を行なっている成果と考えている. |
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ISSN: | 0546-1448 |