連続血液成分分離装置の臨床応用, 特に成人T細胞性白血病のleukapheresisの試みについて

Hemonetis Model 30Sを使用し, 血液疾患患者(白血病7例, 多発性骨髄腫2例)の為に, 血小板・顆粒球採取. 血漿交換, plasmapheresis, leucapheresis等を行った. 特に, 60歳男子, 末梢血白血球数20万/立方ミリメートルの免疫学的, 組織化学的, 病理組織学的, 血液学的に確診した成人T細胞性白血病症例に対して, 化学療法の節減を意図してleucapheresisを試みた. 1回1.0~2.5×10^11 個の白血病細胞除去を計3回試みた. 患者に与える影響では特記すべきものはなく, 治療経過はほぼ順調であった....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本輸血学会雑誌 1981, Vol.27 (1), p.314-314
Hauptverfasser: 岡田浩佑, 谷広ミサ子, 神田朝子, 久保美子, 坪倉篤雄, 今村展隆, 土肥博雄, 蔵本淳
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:Hemonetis Model 30Sを使用し, 血液疾患患者(白血病7例, 多発性骨髄腫2例)の為に, 血小板・顆粒球採取. 血漿交換, plasmapheresis, leucapheresis等を行った. 特に, 60歳男子, 末梢血白血球数20万/立方ミリメートルの免疫学的, 組織化学的, 病理組織学的, 血液学的に確診した成人T細胞性白血病症例に対して, 化学療法の節減を意図してleucapheresisを試みた. 1回1.0~2.5×10^11 個の白血病細胞除去を計3回試みた. 患者に与える影響では特記すべきものはなく, 治療経過はほぼ順調であった.
ISSN:0546-1448