日本人とHLA系
昨年の本学会に於て, 我々は血小板未吸収妊婦血清を用いてのB cell typingは血清の力価等問題があることを報告した. 今回我々はSRBC, B cellの純度等を再検討し, 血小板吸収後血清のB cell typingについて報告する. 一般に血小板で吸収する時は, 血清と面小板を等量用いるといわれているが, 血小板を集めることが大変なため, 5分の1量の血小板を用いた. この量でできるものは, T cellのみに反応する抗T cell抗体が少ない血清ならば, 十分に使用できると考えられた. しかし抗T cell抗体の多い血清の吸収は, 等量の血小板(5×10^9 /ml)を用いても,...
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Format: | Tagungsbericht |
Sprache: | jpn |
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Zusammenfassung: | 昨年の本学会に於て, 我々は血小板未吸収妊婦血清を用いてのB cell typingは血清の力価等問題があることを報告した. 今回我々はSRBC, B cellの純度等を再検討し, 血小板吸収後血清のB cell typingについて報告する. 一般に血小板で吸収する時は, 血清と面小板を等量用いるといわれているが, 血小板を集めることが大変なため, 5分の1量の血小板を用いた. この量でできるものは, T cellのみに反応する抗T cell抗体が少ない血清ならば, 十分に使用できると考えられた. しかし抗T cell抗体の多い血清の吸収は, 等量の血小板(5×10^9 /ml)を用いても, 吸収前13.1%が2.0%とかなり減少させることができたが, 吸収しきれない抗体が残ってしまう. 又, 抗B cell抗体は50%が吸収されてしまう. 上述の様にして吸収した妊婦血清84本を33 panel cellを用いて検討した. |
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ISSN: | 0546-1448 |