頭部外傷後長期意識障害患者の血液像について

頭部外傷後1ヵ月以上の長期意識障害患者5例について血液諸性状を検索し, 低蛋白症の発現と受傷後25週間目移行に軽度肝障害と代謝障害の生ずる傾向をみとめ, 血清電解質では特にFe, Caが15日頃から減少するのが特徴的である. そして, これらの防止には胃腸管の保護と食餌の質や投与法を更に工夫しなければならないと考えられる....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本輸血学会雑誌 1963, Vol.9 (6), p.184-184
Hauptverfasser: 倉本進賢, 高木繁幸, 渡辺光夫, 福田俊一, 吉村恭幸
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:頭部外傷後1ヵ月以上の長期意識障害患者5例について血液諸性状を検索し, 低蛋白症の発現と受傷後25週間目移行に軽度肝障害と代謝障害の生ずる傾向をみとめ, 血清電解質では特にFe, Caが15日頃から減少するのが特徴的である. そして, これらの防止には胃腸管の保護と食餌の質や投与法を更に工夫しなければならないと考えられる.
ISSN:0546-1448