慢性関節リウマチ軟骨細胞におけるアポトーシスと蛋白分解酵素

【目的】ウサギ変形性関節症モデルでは軟骨変性が高度な部分で高率にアポトーシスが観察されるが, ヒト軟骨でのアポトーシスの報告は少ない. 今回は軟骨細胞のアポトーシスとmatrix metalloproteinases(MMPs)との関係を検討した. 【方法】対象は変形性関節症5例, 慢性関節リウマチ7例, 外傷2例でそれぞれ変性の強い部分と少ない部分に分けて採取し, 固定後パラフィンブロックを作成した. 検索方法はサフラニン-O染色でプロテオグリカンの変性の程度を検討し, TUNEL法でアポトーシス細胞の分布を, さらに免疫組織化学でFasとFas Ligandの分布も検討した....

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Hauptverfasser: 宇月美和, 松野博明, 遊道和雄, 中沢不二雄, 片山理恵, 木村友厚, 澤井高志
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【目的】ウサギ変形性関節症モデルでは軟骨変性が高度な部分で高率にアポトーシスが観察されるが, ヒト軟骨でのアポトーシスの報告は少ない. 今回は軟骨細胞のアポトーシスとmatrix metalloproteinases(MMPs)との関係を検討した. 【方法】対象は変形性関節症5例, 慢性関節リウマチ7例, 外傷2例でそれぞれ変性の強い部分と少ない部分に分けて採取し, 固定後パラフィンブロックを作成した. 検索方法はサフラニン-O染色でプロテオグリカンの変性の程度を検討し, TUNEL法でアポトーシス細胞の分布を, さらに免疫組織化学でFasとFas Ligandの分布も検討した.
ISSN:0916-572X