マウスchondromodulin-Iの分子クローニングと胎生期におけるその発現局在

我々は, マウス細胞株ATDC5を用いて, 軟骨初期分化から石灰化に至るin vitro軟骨分化モデルを構築した. 一方, ウシ胎仔軟骨からChondromodulin-1(ChM-1)を精製して, これが軟骨細胞の増殖・分化を促進すると同時に血管新生を抑制することを報告した. 今回は, ATDC5 in vitro軟骨分化モデルをChM-1のような組織特異的遺伝子のクローニングに応用することを試みた. また, 発生過程でのChM-ImRNAの発現局在を, マウス胎仔を用いてin situ hybridizationにより解析した....

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Hauptverfasser: 宿南知佐, 井上博之, 猪山賢一, 開祐司
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:我々は, マウス細胞株ATDC5を用いて, 軟骨初期分化から石灰化に至るin vitro軟骨分化モデルを構築した. 一方, ウシ胎仔軟骨からChondromodulin-1(ChM-1)を精製して, これが軟骨細胞の増殖・分化を促進すると同時に血管新生を抑制することを報告した. 今回は, ATDC5 in vitro軟骨分化モデルをChM-1のような組織特異的遺伝子のクローニングに応用することを試みた. また, 発生過程でのChM-ImRNAの発現局在を, マウス胎仔を用いてin situ hybridizationにより解析した.
ISSN:0916-572X