ピリジノリン/デオキシピリジノリン

骨に特異的に存在するコラーゲン架橋物質であるピリジノリン類(Pyr)の尿中排泄レベル測定が, 骨吸収を中心とする骨代謝指標として近年注目されている. 従前よりその測定にはHPLCが利用されてきたが, 最近ではピリジノリンの標準品並びにELISA法に基づく尿中デオキシピリジノリンの測定キットも発売され, 容易に測定が可能となった. 今回, これらの測定方法について比較検討した結果を紹介し, 若干の臨床応用例について骨, 軟骨疾患患者を中心に報告する....

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1. Verfasser: 吉原一博
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:骨に特異的に存在するコラーゲン架橋物質であるピリジノリン類(Pyr)の尿中排泄レベル測定が, 骨吸収を中心とする骨代謝指標として近年注目されている. 従前よりその測定にはHPLCが利用されてきたが, 最近ではピリジノリンの標準品並びにELISA法に基づく尿中デオキシピリジノリンの測定キットも発売され, 容易に測定が可能となった. 今回, これらの測定方法について比較検討した結果を紹介し, 若干の臨床応用例について骨, 軟骨疾患患者を中心に報告する.
ISSN:0916-572X