モルモット皮膚線維芽細胞におけるムコ多糖合成
ムコ多糖の代謝を追跡する場合, 放射活性硫酸, あるいはグルコサミンが前駆体として一般に用いられる. 前駆体としてのグルコサミンはヒト, サル, 鶏胚など, 各種の動物皮膚線維芽細胞培養系ではデルマタン硫酸へのとりこみが低率であることが知られている1,2). 我々はデルマタン硫酸の代謝に注目し, モルモット皮膚線維芽細胞を用いて, 放射活性グルコサミンのムコ多糖へのとりこみを検討した. 〔方法〕モルモット足蹠皮膚より得た線維芽細胞を, ^^3 H-グルコサミンを含む培養液中でインキュベート後, ムコ多糖画分を回収し, アセテート膜二次元電気泳動3)により, 各ムコ多糖成分を分離し, 各成分中の...
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Veröffentlicht in: | 結合組織 1981, Vol.12 (4), p.220-220 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | ムコ多糖の代謝を追跡する場合, 放射活性硫酸, あるいはグルコサミンが前駆体として一般に用いられる. 前駆体としてのグルコサミンはヒト, サル, 鶏胚など, 各種の動物皮膚線維芽細胞培養系ではデルマタン硫酸へのとりこみが低率であることが知られている1,2). 我々はデルマタン硫酸の代謝に注目し, モルモット皮膚線維芽細胞を用いて, 放射活性グルコサミンのムコ多糖へのとりこみを検討した. 〔方法〕モルモット足蹠皮膚より得た線維芽細胞を, ^^3 H-グルコサミンを含む培養液中でインキュベート後, ムコ多糖画分を回収し, アセテート膜二次元電気泳動3)により, 各ムコ多糖成分を分離し, 各成分中の放射活性を測定した. |
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ISSN: | 0916-572X |