強皮症皮膚及び正常ヒト皮膚からの非コラーゲン成分の抽出について

〔目的〕強皮症の結合組織代謝異常を考える場合, コラーゲン・ムコ多糖および非コラーゲンタンパク質などの生体高分子の生合成過程に異常があるのか, トロポコラーゲンからコラーゲン線維束へと成熟していく段階に異常があるのかの二つの観点が考えられる. 後者の観点から, 非コラーゲン成分とコラーゲン線維との関連性を重視し, 真皮からの非コラーゲン成分とコラーゲンのそれぞれの溶出量から, コラーゲン線維束(特にコラーゲン細線維)への成熟過程における非コラーゲン成分の関与1)について, 強皮症皮膚と正常ヒト皮膚で比較検討することを目的とした....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:結合組織 1981, Vol.12 (4), p.218-218
Hauptverfasser: 山西宏明, 広田豊, 佐々田健四郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕強皮症の結合組織代謝異常を考える場合, コラーゲン・ムコ多糖および非コラーゲンタンパク質などの生体高分子の生合成過程に異常があるのか, トロポコラーゲンからコラーゲン線維束へと成熟していく段階に異常があるのかの二つの観点が考えられる. 後者の観点から, 非コラーゲン成分とコラーゲン線維との関連性を重視し, 真皮からの非コラーゲン成分とコラーゲンのそれぞれの溶出量から, コラーゲン線維束(特にコラーゲン細線維)への成熟過程における非コラーゲン成分の関与1)について, 強皮症皮膚と正常ヒト皮膚で比較検討することを目的とした.
ISSN:0916-572X