サポニンによる実験的骨髄脂肪肉芽における膜嚢胞性病変の発生とその組織化学的研究
Membranous lipodystrophyに於て骨髄及び全身の脂肪組織にみられる小嚢胞状の膜嚢胞性病変membranocystic lesionは, 本疾患に特徴的な病変とみなされているが, その発生機序は明らかでない. 1976年島峰等はサポニンによる骨髄線維症の実験の過程で, 骨髄脂肪組織に膜様構造物を見出した. 著者らはこれを追試し, 全例に膜嚢胞性病変の発生を認め, 特に脂質について組織化学的検索を行ったので報告する....
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Veröffentlicht in: | 結合組織 1978, Vol.9 (3), p.152-153 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | Membranous lipodystrophyに於て骨髄及び全身の脂肪組織にみられる小嚢胞状の膜嚢胞性病変membranocystic lesionは, 本疾患に特徴的な病変とみなされているが, その発生機序は明らかでない. 1976年島峰等はサポニンによる骨髄線維症の実験の過程で, 骨髄脂肪組織に膜様構造物を見出した. 著者らはこれを追試し, 全例に膜嚢胞性病変の発生を認め, 特に脂質について組織化学的検索を行ったので報告する. |
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ISSN: | 0916-572X |