イヌ実験肺気腫の研究

雑種成犬にパパインを吸入させ肺気腫を作製した. 方法は麻酔下でカーレンスチューブを使用し一側肺に選択的に吸入させ原則として週一回, 2~6回繰返し行った. この結果, 肉眼的には識別し得る軽度より中程度に至る肺気腫を作製し得た. この肺気腫肺を用い, 生化学的分析, 静肺コンプライアンスの測定, 形態学的組織計測を行った. 結合組織成分の生化学的分析は肺気腫肺, 正常肺各々4例を用いて行った....

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Veröffentlicht in:結合組織 1978, Vol.9 (3), p.136-137
Hauptverfasser: 石川忠夫, 中村俊夫, 大泉耕太郎, 永井宏美, 米本行範, 荒井秀夫, 木付光男, 斎藤園子, 有路文雄, 本宮雅吉, 今野淳
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:雑種成犬にパパインを吸入させ肺気腫を作製した. 方法は麻酔下でカーレンスチューブを使用し一側肺に選択的に吸入させ原則として週一回, 2~6回繰返し行った. この結果, 肉眼的には識別し得る軽度より中程度に至る肺気腫を作製し得た. この肺気腫肺を用い, 生化学的分析, 静肺コンプライアンスの測定, 形態学的組織計測を行った. 結合組織成分の生化学的分析は肺気腫肺, 正常肺各々4例を用いて行った.
ISSN:0916-572X