リウマチ因子のRadioimmunoassay
リウマチ因子(rheumatoid factor)は慢性関節リウマチ患者血清中にあって, ヒトおよびその他の哺乳類の1gGと親和性をもつ免疫グロブリンで, その活性の中心をなすものは分子量約100万の1gMで, 自己抗体の一つと考えられている. この検出にはRose Hellerなどの感作血球凝集反応, 又はラテックス凝集反応などの血清学的反応が利用される. 一方, 抗原抗体反応において, その一方に何らかの標識をつけ, 標識の特性を目印として検出する標識抗体(抗原)法は広く医学, 生物学の領域で応用されているが, 中でも放射性同位元素を用いた放射免疫測定法(radioimmunoassay)...
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Veröffentlicht in: | 結合組織 1970, Vol.2 (2), p.36-36 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | リウマチ因子(rheumatoid factor)は慢性関節リウマチ患者血清中にあって, ヒトおよびその他の哺乳類の1gGと親和性をもつ免疫グロブリンで, その活性の中心をなすものは分子量約100万の1gMで, 自己抗体の一つと考えられている. この検出にはRose Hellerなどの感作血球凝集反応, 又はラテックス凝集反応などの血清学的反応が利用される. 一方, 抗原抗体反応において, その一方に何らかの標識をつけ, 標識の特性を目印として検出する標識抗体(抗原)法は広く医学, 生物学の領域で応用されているが, 中でも放射性同位元素を用いた放射免疫測定法(radioimmunoassay)はインシュリンなどの抗原性をもった微量のホルモンの測定を可能にした. |
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ISSN: | 0916-572X |