有機EL 照明のリラクセーション効果
「1. 緒言」光は, 自律神経活動, 内分泌機能, 睡眠-覚醒リズム, 体温調節など様々な生体機能に影響を及ぼす. 現代の生活環境において, われわれは人工照明による光の下で過ごす機会や時間が増加しており, 身体の状況や活動のニーズに合った適切な照明の選択の重要性が増しつつある. 有機electro-luminescence(EL)を利用して, 眩しさのない平面発光を実現したorganic light emitting diode(OLED)照明は, そのリラックス効果や身体にやさしい光源としての特性が注目されているが, OLED照明の生体作用を客観的に評価した研究は少ない. そこで, 本研究...
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Veröffentlicht in: | 日本生理人類学会誌 2018, Vol.23(1), pp.23-28 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「1. 緒言」光は, 自律神経活動, 内分泌機能, 睡眠-覚醒リズム, 体温調節など様々な生体機能に影響を及ぼす. 現代の生活環境において, われわれは人工照明による光の下で過ごす機会や時間が増加しており, 身体の状況や活動のニーズに合った適切な照明の選択の重要性が増しつつある. 有機electro-luminescence(EL)を利用して, 眩しさのない平面発光を実現したorganic light emitting diode(OLED)照明は, そのリラックス効果や身体にやさしい光源としての特性が注目されているが, OLED照明の生体作用を客観的に評価した研究は少ない. そこで, 本研究では, 照明の生理学的および行動学的作用を客観的に評価する技術として, 心拍変動による自律神経機能評価とpsychomotor vigilance test(PVT)による行動覚醒度(behavioral alertness)の評価を組み合わせた評価法を導入し, OLED照明が生体に与える効果を客観的に捉えうるかどうかを, 蛍光灯(fluorescent:FL)照明との対比において検証した. |
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ISSN: | 1342-3215 2432-0986 |
DOI: | 10.20718/jjpa.23.1_23 |