P1-7 VDT画面の表示モードと生理的・心理的反応及び作業効率との関連(日本生理人類学会第64回大会発表要旨,学会記事)

文字色と背景色が異なるVDT画面を用い, 明度差が同一条件となる陽画表示と陰画表示における生理反応, 心理評価及び作業効率を比較した. その結果, 陽画では, 最大明度差の配色の疲労度が高く, 陰画では, 最大明度差を除く複数の配色の疲労度が高かった. 陽画では, 明度差が大きいほど作業量が増加し, 誤入力率が減少する傾向を示した. 表示モードによって, 生理的・心理的反応と作業効率に及ぼす影響は異なることが認められた....

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Veröffentlicht in:日本生理人類学会誌 2011/08/25, Vol.16(3), pp.155
1. Verfasser: 片山, 徹也
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:文字色と背景色が異なるVDT画面を用い, 明度差が同一条件となる陽画表示と陰画表示における生理反応, 心理評価及び作業効率を比較した. その結果, 陽画では, 最大明度差の配色の疲労度が高く, 陰画では, 最大明度差を除く複数の配色の疲労度が高かった. 陽画では, 明度差が大きいほど作業量が増加し, 誤入力率が減少する傾向を示した. 表示モードによって, 生理的・心理的反応と作業効率に及ぼす影響は異なることが認められた.
ISSN:1342-3215
2432-0986
DOI:10.20718/jjpa.16.3_155_3