1-8 時間分解分光法を用いた前堂前野Hb濃度絶対値計測の試み : 味覚刺激を例として(日本生理人類学会第51回大会座長報告)
新しい脳代謝機能測定装置を用いて, 味覚の脳代謝による脳血流動態を測定した結果, 嚥下後に脳活動の亢進反応が認められたとの報告である. この反応は, 対象のパーソナリティーおよび不安状態によって, 異なること, すなわち反応の生理的多形性によるものと, 推測されている. この結果は, 脳の代謝の結果によるものと思われるが, 反応性の多様性がどのような機序に基づくものなのか, 今後は, 脳内のネットワークの相異を基盤として, 推測されることを期待したい....
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Veröffentlicht in: | 日本生理人類学会誌 2004/08/25, Vol.9(3), pp.122 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 新しい脳代謝機能測定装置を用いて, 味覚の脳代謝による脳血流動態を測定した結果, 嚥下後に脳活動の亢進反応が認められたとの報告である. この反応は, 対象のパーソナリティーおよび不安状態によって, 異なること, すなわち反応の生理的多形性によるものと, 推測されている. この結果は, 脳の代謝の結果によるものと思われるが, 反応性の多様性がどのような機序に基づくものなのか, 今後は, 脳内のネットワークの相異を基盤として, 推測されることを期待したい. |
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ISSN: | 1342-3215 2432-0986 |
DOI: | 10.20718/jjpa.9.3_122_1 |