オンライン診療による小児患者への摂食嚥下リハビリテーションの試み
「緒言」医療分野では遠隔医療の推進がなされており, 2017年4月14日の未来投資会議において, 厚生労働省 (以下, 厚労省) より「データヘルス改革」と称し, 効率的な医療提供のための遠隔診療の導入について示された. 遠隔医療には, 1. 医師対医師 (D to D), 2. 医師対患者 (D to P) のパターンがあり, それぞれ情報通信機器を用いて行われる. これまで, 遠隔画像診断, 遠隔病理診断, 遠隔モニタリングが行われてきた. 今後, さらなる情報通信技術の進展に伴い, 情報通信機器を用いた診療の普及が進んでいくと考えられるため, 2018年3月, 厚労省は『オンライン診療の...
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Veröffentlicht in: | 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 2019/12/31, Vol.23(3), pp.199-207 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」医療分野では遠隔医療の推進がなされており, 2017年4月14日の未来投資会議において, 厚生労働省 (以下, 厚労省) より「データヘルス改革」と称し, 効率的な医療提供のための遠隔診療の導入について示された. 遠隔医療には, 1. 医師対医師 (D to D), 2. 医師対患者 (D to P) のパターンがあり, それぞれ情報通信機器を用いて行われる. これまで, 遠隔画像診断, 遠隔病理診断, 遠隔モニタリングが行われてきた. 今後, さらなる情報通信技術の進展に伴い, 情報通信機器を用いた診療の普及が進んでいくと考えられるため, 2018年3月, 厚労省は『オンライン診療の適切な実施に関する指針』を策定した. オンライン診療とは "遠隔医療のうち, 医師対患者間において, 情報通信機器を通して, 患者の診察および診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を, リアルタイムにより行う行為" と定義しており, 今後の応用が期待されている. |
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ISSN: | 1343-8441 2434-2254 |
DOI: | 10.32136/jsdr.23.3_199 |