(II-8-3)訪問歯科診療における嚥下内視鏡検査の有用性-在宅および施設入居者に対する継続評価の効果
【目的】在宅および施設入居の摂食・嚥下障害患者に対する訪問歯科診療で嚥下内視鏡検査(VE)を行い, その継続評価が栄養摂取方法の決定に与える影響を検討した. 【方法】対象は, 在宅または施設にて摂食・嚥下障害の主訴があった高齢者で, 2003年2月から2005年8月までに, 嚥下内視鏡検査を2回以上受け継続評価された46名(男性28名, 女性18名, 平均年齢75歳). 原疾患は脳血管障害が28例で最多. 継続評価期間は1ヶ月から22ヶ月まで(中央値6ヶ月), 平均評価回数は9.1回. VEにて嚥下機能の再評価を繰り返し, 適切な栄養摂取方法を選択・変更した. 栄養摂取方法は次の5段階に分類し...
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Format: | Tagungsbericht |
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Zusammenfassung: | 【目的】在宅および施設入居の摂食・嚥下障害患者に対する訪問歯科診療で嚥下内視鏡検査(VE)を行い, その継続評価が栄養摂取方法の決定に与える影響を検討した. 【方法】対象は, 在宅または施設にて摂食・嚥下障害の主訴があった高齢者で, 2003年2月から2005年8月までに, 嚥下内視鏡検査を2回以上受け継続評価された46名(男性28名, 女性18名, 平均年齢75歳). 原疾患は脳血管障害が28例で最多. 継続評価期間は1ヶ月から22ヶ月まで(中央値6ヶ月), 平均評価回数は9.1回. VEにて嚥下機能の再評価を繰り返し, 適切な栄養摂取方法を選択・変更した. 栄養摂取方法は次の5段階に分類した, 1(経管栄養のみ), 2(経管栄養>経口摂取), 3(経管栄養 |
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ISSN: | 1343-8441 |