I-5-4 増粘剤等の調整が必要な老健入所者の検討

【目的】介護老人保健施設において, 水分に増粘剤等の調整が必要な入所者について調査し, 検討した. 【対象と方法】2004年4月から2005年3月の12ヶ月間にかけて入所された157名(平均年齢82.9±8歳 平均要介護度3.2±1.3)のうち, 水分に増粘剤等の調整が必要でなかった群(以下I群), 必要であった群(以下II群)に分け, (1)発話明瞭度, (2)認知機能(MMSE), (3)歯の状態, (4)要介護度の項目について調査し, 両群間で比較検討した. なお経管栄養中の入所者26名は除外した. 【結果】増粘剤等の必要性について調査したところ, I群は131名(83.4%), II群...

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Veröffentlicht in:日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 2005, Vol.9 (3), p.316-316
Hauptverfasser: 藤本憲正, 太田信子, 高木由季, 渡部良平, 津田哲也, 清水めぐみ, 関八州彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】介護老人保健施設において, 水分に増粘剤等の調整が必要な入所者について調査し, 検討した. 【対象と方法】2004年4月から2005年3月の12ヶ月間にかけて入所された157名(平均年齢82.9±8歳 平均要介護度3.2±1.3)のうち, 水分に増粘剤等の調整が必要でなかった群(以下I群), 必要であった群(以下II群)に分け, (1)発話明瞭度, (2)認知機能(MMSE), (3)歯の状態, (4)要介護度の項目について調査し, 両群間で比較検討した. なお経管栄養中の入所者26名は除外した. 【結果】増粘剤等の必要性について調査したところ, I群は131名(83.4%), II群は26名(16.6%)であった. 両群を先に述べた各検討項目について比較した. 発話明瞭度については, I群平均1.3±0.5, II群平均2.4±1.3であった(p
ISSN:1343-8441