訪問歯科の立場から

食べる機能に障害を持つ対象者に対して, 再び口から食べられるように支援することは, 高齢者社会の中で益々重要になってくると考えられます. そのため, 住宅のみならず, 施設や病院であっても「食べる」機能の再建を目指す連携が, 領域を超えて関係職種のチーム連携として上手く成立することが求められます. 私はこの10年間, 摂食嚥下障害を有する対象者に, 急性期, 回復期, 維持期と身体機能の変化に応じて, 他職種との連携の中で口腔ケア, 口腔リハビリテーションの関わりを持ってきました. 今回は, この経験の中から感じたことを, 訪問の事例を通して説明する中で, 連携時の注意点や問題点として考えてみ...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 2003, Vol.7 (2), p.174-174
1. Verfasser: 角町正勝
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:食べる機能に障害を持つ対象者に対して, 再び口から食べられるように支援することは, 高齢者社会の中で益々重要になってくると考えられます. そのため, 住宅のみならず, 施設や病院であっても「食べる」機能の再建を目指す連携が, 領域を超えて関係職種のチーム連携として上手く成立することが求められます. 私はこの10年間, 摂食嚥下障害を有する対象者に, 急性期, 回復期, 維持期と身体機能の変化に応じて, 他職種との連携の中で口腔ケア, 口腔リハビリテーションの関わりを持ってきました. 今回は, この経験の中から感じたことを, 訪問の事例を通して説明する中で, 連携時の注意点や問題点として考えてみたいと思います.
ISSN:1343-8441