徒手理学療法部門におけるエビデンスの構築に向けたプロジェクト研究 - 徒手理学療法の運動機能・生活機能に対する効果

「はじめに」 徒手理学療法の運動機能・生活機能に対する効果について, 国内におけるエビデンス研究は我々の知る限り見あたらないのが現状である. 徒手理学療法部門では本邦における徒手理学療法の効果を明確化するために, 多施設共同研究を企画し, 変形性膝関節症(以下, 膝OA), 変形性股関節症, 肩関節周囲炎, 非特異的腰痛症を対象に調査を進めている. 本稿においては膝OAにおけるこれまでの調査結果と現状について述べる. 「対象と方法」 対象は国内における医療機関11施設に通院し, 膝OAと診断され保存的治療として理学療法を受けた50歳以上85歳未満の患者である....

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Veröffentlicht in:理学療法学 2017-10, Vol.44 (suppl-3), p.132-133
Hauptverfasser: 浅田啓嗣, 瓜谷大輔, 公森隆夫, 松村将司, 大石敦史, 佐伯武士, 山内正雄, 来間弘展, 白尾泰宏, 原清和, 竹井仁
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」 徒手理学療法の運動機能・生活機能に対する効果について, 国内におけるエビデンス研究は我々の知る限り見あたらないのが現状である. 徒手理学療法部門では本邦における徒手理学療法の効果を明確化するために, 多施設共同研究を企画し, 変形性膝関節症(以下, 膝OA), 変形性股関節症, 肩関節周囲炎, 非特異的腰痛症を対象に調査を進めている. 本稿においては膝OAにおけるこれまでの調査結果と現状について述べる. 「対象と方法」 対象は国内における医療機関11施設に通院し, 膝OAと診断され保存的治療として理学療法を受けた50歳以上85歳未満の患者である.
ISSN:0289-3770