チーム医療としてのリハビリテーション栄養の実践
「リハビリテーション栄養」 リハビリテーション(以下, リハ)栄養とは, 栄養状態も含めて国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health; 以下, ICF)で評価を行ったうえで, 障害者や高齢者の機能, 活動, 参加を最大限発揮できるような栄養管理を行うことである. 栄養障害を認める患者ではリハの機能予後が悪く, 理学療法と栄養管理の併用で機能, 活動, 参加の改善をより期待できる. 理学療法の臨床現場では, 特に高齢者で低栄養やサルコペニアを認める患者が多いため, 栄養管理・栄養療法が重要...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 2015, Vol.42(8), pp.671-672 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「リハビリテーション栄養」 リハビリテーション(以下, リハ)栄養とは, 栄養状態も含めて国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health; 以下, ICF)で評価を行ったうえで, 障害者や高齢者の機能, 活動, 参加を最大限発揮できるような栄養管理を行うことである. 栄養障害を認める患者ではリハの機能予後が悪く, 理学療法と栄養管理の併用で機能, 活動, 参加の改善をより期待できる. 理学療法の臨床現場では, 特に高齢者で低栄養やサルコペニアを認める患者が多いため, 栄養管理・栄養療法が重要である. 理学療法を行っている入院患者に低栄養が多い理由として, 以下の3つが考えられる. (1)疾患発症前からの低栄養の可能性, (2)疾患発症時~急性期の侵襲による栄養状態悪化, (3)疾患発症後の不適切な栄養管理. リハ栄養管理のおもな内容は, 低栄養や不適切な栄養管理下におけるリハのリスク管理, リハの時間と負荷が増加した状況での適切な栄養管理, 筋力・持久力などのさらなる改善の3つである. |
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ISSN: | 0289-3770 2189-602X |
DOI: | 10.15063/rigaku.42-8_026 |