回復期リハビリテーションの新展開
「はじめに」 医療の機能分化において回復期リハビリテーションが行われる病床は, 急性期を担う一般病床, 亜急性期病床(室)そして回復期リハビリテーション病棟の3ヵ所で行われている. 今回は回復期リハビリテーション病棟(以下, 回復期リハ病棟)における組織運営・チームアプローチ・教育の課題について述べていく. 「回復期リハビリテーション病棟の現状」 平成12(2000)年4月に制度化され, 12年が経過した. 回復期リハ病棟の特徴は, ADL向上による寝たきり防止と在宅復帰と目的が明確であり, 対象疾患の限定, 発症からの入院や期間, 人員配置などの規定や期間が限定されているが, なにより多職種...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 2012/12/20, Vol.39(8), pp.548-549 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「はじめに」 医療の機能分化において回復期リハビリテーションが行われる病床は, 急性期を担う一般病床, 亜急性期病床(室)そして回復期リハビリテーション病棟の3ヵ所で行われている. 今回は回復期リハビリテーション病棟(以下, 回復期リハ病棟)における組織運営・チームアプローチ・教育の課題について述べていく. 「回復期リハビリテーション病棟の現状」 平成12(2000)年4月に制度化され, 12年が経過した. 回復期リハ病棟の特徴は, ADL向上による寝たきり防止と在宅復帰と目的が明確であり, 対象疾患の限定, 発症からの入院や期間, 人員配置などの規定や期間が限定されているが, なにより多職種でチームを組み目標を達成していくという大きな特徴がある. 平成24(2012)年5月現在, 全国で1,129病院, 1,415病棟, 62,735床あり, 年々回復期リハ病棟を取得する病院が増加傾向にある(図1). 回復期リハ病棟の施設形態としては, リハを専門としてきた病院, 長期療養の病院から, 急性期病院と様々である. |
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ISSN: | 0289-3770 2189-602X |
DOI: | 10.15063/rigaku.KJ00008521554 |