579 脳卒中リハ・クリニカルパスにおける装具処方時期と歩行能力の予後について

脳卒中リハ`クリニカルパス対象者のうち, 下肢装具を作成した片麻痺患者について装具処方時期と発症から3か月後の歩行状態を検討したので報告する. 2000. 9. 1~2003. 7. 30の期間で, リハ科を初診した脳卒中片麻痺患者のうち脳卒中リハクリニカルパスが適用され, 下肢装具を作製した脳梗塞(軽度2名, 中等度8名, 重度8名)18名(AFO12名, KAF06名)と脳出血(軽度1名, 中等度11名, 重度23名)35名(AFO18名, KAFO17名)の計53名(平均年齢59.9±11.0歳)を対象とした. 診療記録より処方装具, 装具検討日, 発症から2か月時使用装具等を調べた....

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Veröffentlicht in:理学療法学 2004, Vol.31 (suppl-2.1), p.290-290
Hauptverfasser: 鈴木優子, 宮原小百合, 金井貴之, 小山奈津子, 大越望美, 五十嵐千秋, 伊藤めぐみ, 後藤和也, 竹内正人, 鈴木堅二
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:脳卒中リハ`クリニカルパス対象者のうち, 下肢装具を作成した片麻痺患者について装具処方時期と発症から3か月後の歩行状態を検討したので報告する. 2000. 9. 1~2003. 7. 30の期間で, リハ科を初診した脳卒中片麻痺患者のうち脳卒中リハクリニカルパスが適用され, 下肢装具を作製した脳梗塞(軽度2名, 中等度8名, 重度8名)18名(AFO12名, KAF06名)と脳出血(軽度1名, 中等度11名, 重度23名)35名(AFO18名, KAFO17名)の計53名(平均年齢59.9±11.0歳)を対象とした. 診療記録より処方装具, 装具検討日, 発症から2か月時使用装具等を調べた. また, 発症から1, 2, 4週のJCS, 座位能力, 下肢12段階片麻痺グレード(以下, 下肢グレード), 失語, 失認, 失行, 痴呆, 筋緊張の有無と, 追跡調査が可能であった49名(脳梗塞15名, 脳出血34名)の発症から3か月時使用装具, 歩行介助の有無を調べた. 分析はカテゴリカル回帰分析を行い関連因子と寄与率を検討した. 有意水準はp
ISSN:0289-3770