在宅におけるスリングセラピーの応用
北欧で臨床や在宅に広く取りいれられているスリングセラピーは, 日本でも徐々に浸透してきつつあり, 昨年の本学会にて報告されるほどになっている. 当院でも本システムを導入し臨床に応用している. 今回は, 本システムを脳幹梗塞により四肢麻痺を呈した症例の在宅に導入し, 在宅訓練及びADLへの応用を行った. 〔対象〕当院に通所リハで通院する61歳男性. 診断名は脳幹梗塞による四肢麻痺, 平成10年1月1日発症, 同11月2日当院転入院, 同4日リハ開始. 平成11年2月19日退院, 同24日より外来通院開始. 平成12年4月より通所リハとなる. 初回評価では意識レベル:清明, 神経学的所見は構音障害...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 2001, Vol.28 (suppl-2), p.395-395 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 北欧で臨床や在宅に広く取りいれられているスリングセラピーは, 日本でも徐々に浸透してきつつあり, 昨年の本学会にて報告されるほどになっている. 当院でも本システムを導入し臨床に応用している. 今回は, 本システムを脳幹梗塞により四肢麻痺を呈した症例の在宅に導入し, 在宅訓練及びADLへの応用を行った. 〔対象〕当院に通所リハで通院する61歳男性. 診断名は脳幹梗塞による四肢麻痺, 平成10年1月1日発症, 同11月2日当院転入院, 同4日リハ開始. 平成11年2月19日退院, 同24日より外来通院開始. 平成12年4月より通所リハとなる. 初回評価では意識レベル:清明, 神経学的所見は構音障害, 嚥下障害, 筋緊張亢進(痙性), B/Sは右上肢III下肢III手指III, 左上肢III下肢III手指III, ADLは寝たきりの状態であった. 現在は意識レベル, 神経学的所見で変化なく, 運動機能面はB/S右側変化なし. 左上肢IV下肢III手指Vで上肢運動時企図振戦がみられた. |
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ISSN: | 0289-3770 |