患者会に対する自立支援

当院では, 平成8年より患者会に対してセルフヘルプグループとしての自立支援を行っている. 今回, 患者会役員の交代を通して患者会に対する継続支援の位置づけと役割について考える機会を得たので報告する. 〔対象〕当院の患者会「白樺会」は, 通所リハビリ利用者の方々約70名を主な対象として活動している. その内役員として6名が患者会活動の企画・運営を行っている. 〔患者会活動経過〕平成8年9月患者会「白樺会」結成, 当初の役員に対してセルフヘルプグループとしての自立支援を開始する(当初は, 病院側のサポートが大). 毎年3～4回程度の患者会行事の企画運営を実施する(花見・忘年会・バスハイクなど). 加えて, 定期的な役員会の開催を行う. 平成10年7月患者会活動の支援としてボランティアクラブ結成を行う. (病院職員・地域住民参加)平成12年8月役員交代を行い継続した自立支援を行う. 現在は, 白樺会の活動はボランティアクラブの支援を受けて活動を行っている(病院サポートからの離脱の促進).