脳卒中片麻痺患者の非麻痺側下肢協調性の検討
第35回本学会において, 無拘束型加速度計測法による非麻痺側下肢協調性の定量的評価の試みを報告した. 今回, 測定課題を動的関節制動訓練としてよく用いられている円運動に変更し, 歩行自立群, 非自立群, 健常利き足群, 健常非利き足群で比較, 検討したので報告する. 対象は, 当院入院中, または, 外来通院中で高次脳機能に問題のない脳卒中片麻痺患者24例(右片麻痺13例, 左片麻痺11例, 平均年齢67±4歳, 歩行自立群12例, 歩行非自立群12例), 健常成人10例(平均年齢62±5歳)であった. 尚, 本研究は当院倫理委員会の承認を得て, 全ての対象者はインフォームドコンセントが得られ...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 2001, Vol.28 (suppl-2), p.210-210 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 第35回本学会において, 無拘束型加速度計測法による非麻痺側下肢協調性の定量的評価の試みを報告した. 今回, 測定課題を動的関節制動訓練としてよく用いられている円運動に変更し, 歩行自立群, 非自立群, 健常利き足群, 健常非利き足群で比較, 検討したので報告する. 対象は, 当院入院中, または, 外来通院中で高次脳機能に問題のない脳卒中片麻痺患者24例(右片麻痺13例, 左片麻痺11例, 平均年齢67±4歳, 歩行自立群12例, 歩行非自立群12例), 健常成人10例(平均年齢62±5歳)であった. 尚, 本研究は当院倫理委員会の承認を得て, 全ての対象者はインフォームドコンセントが得られた後, 実施した. 課題は, 被検者に端坐位をとらせ, キャスター付きDYJOC BOARD(酒井医療株式会社製)(以下, DYJOCボード)を床面に描いてある直径30cmの円を一定のリズムで丁寧になぞるよう指示した. |
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ISSN: | 0289-3770 |