肺気腫症患者に対する呼吸リハビリテーションの効果に関する検討

〔目的〕肺気腫症患者を対象として呼吸訓練, 上下肢運動訓練を組み入れた呼吸リハビリテーションを行い, 訓練前後での定量運動負荷試験における運動耐容能を検討することを目的とした. 〔対象〕肺気腫症患者6例, 全例男性. 平均年齢70.8歳. 呼吸機能平均VC 3.08L, %VC 94.2%, FEV_1.0 0.79L, FEV_1.0% 25.2%. 血液ガス平均PaO_2 73.3Torr, PaCO_2 39.2Torrである. 〔方法〕当院において作成したプロトコールによって腹式呼吸, 吸気筋訓練, 上下肢運動訓練, 呼吸筋ストレッチ体操を入院で一ヶ月間行った. 訓練前後に吸気筋力(P...

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Veröffentlicht in:理学療法学 2001, Vol.28 (suppl-2), p.115-115
Hauptverfasser: 井上隆三, 生亀愛弥子, 後藤恭子, 高石美智子, 坪井永保, 中田紘一郎, 加藤光恵, 遠藤和彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕肺気腫症患者を対象として呼吸訓練, 上下肢運動訓練を組み入れた呼吸リハビリテーションを行い, 訓練前後での定量運動負荷試験における運動耐容能を検討することを目的とした. 〔対象〕肺気腫症患者6例, 全例男性. 平均年齢70.8歳. 呼吸機能平均VC 3.08L, %VC 94.2%, FEV_1.0 0.79L, FEV_1.0% 25.2%. 血液ガス平均PaO_2 73.3Torr, PaCO_2 39.2Torrである. 〔方法〕当院において作成したプロトコールによって腹式呼吸, 吸気筋訓練, 上下肢運動訓練, 呼吸筋ストレッチ体操を入院で一ヶ月間行った. 訓練前後に吸気筋力(Plmax), 呼吸筋耐久力(SIP)を測定し, さらにトレッドミルによる定量漸増負荷試験を行い最大酸素摂取量(Max VO_2 ), 無酸素閾値(AT), 最大負荷量(Max Work Rate), 死くう換気率などを測定し比較検討した.
ISSN:0289-3770