大腿骨頚部・転子部骨折者の介護認定と介護保険利用状況

平成10年1月から平成11年12月の24ヶ月間に筆頭著者の前勤務地である古川市立病院にて大腿骨頚部・転子部骨折により理学療法を処方された185例に対して, 平成12年10月1日現在の介護保険の利用状況を調べるために, 郵送によるアンケート調査を実施した. 回収されたアンケートは113例(回収率61.1%)であり, 心不全6例, 呼吸不全2例, 腎不全2例, その他9例, 合計19例が死亡していた. 回収されたアンケートの内, 死亡19例, 介護保険対象外15例, 回答が不明確である4例を除いた75例について介護保険の利用状況を報告する. 〔対象と方法〕アンケート有効回答者は男性20例(平均年齢...

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Veröffentlicht in:理学療法学 2001, Vol.28 (suppl-2), p.86-86
Hauptverfasser: 赤坂清和, 高倉保幸, 高橋佳恵, 渋田秀雄, 高橋邦泰, 陶山哲夫, 石川雅樹, 五安城亜希, 菊池峰子, 武田賢二, 松永広枝
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:平成10年1月から平成11年12月の24ヶ月間に筆頭著者の前勤務地である古川市立病院にて大腿骨頚部・転子部骨折により理学療法を処方された185例に対して, 平成12年10月1日現在の介護保険の利用状況を調べるために, 郵送によるアンケート調査を実施した. 回収されたアンケートは113例(回収率61.1%)であり, 心不全6例, 呼吸不全2例, 腎不全2例, その他9例, 合計19例が死亡していた. 回収されたアンケートの内, 死亡19例, 介護保険対象外15例, 回答が不明確である4例を除いた75例について介護保険の利用状況を報告する. 〔対象と方法〕アンケート有効回答者は男性20例(平均年齢76.2才), 女性55例(平均年齢81.3才)であった. 65歳以上の第1号被保険者は72例であり, 40歳以上64歳までの第2号被保険者は3例であった. これらの対象者について介護認定の状況, 通所サービス, ショートステイ, 訪問サービスの利用状況, 福祉機器の購入および借り入れ状況と住宅改修の実施状況を調べた.
ISSN:0289-3770