脳卒中患者の最大歩行速度とエネルギー消費の関係

脳卒中患者の歩行機能は, 最大歩行速度と歩行時のエネルギー消費の二つの側面から評価することが必要である. 最大歩行速度は運動学的指標であり, その決定因子は患側膝伸展筋力と立位バランスである. 歩行時のエネルギー消費は生理学的指標であり, 単位距離当たりで比較すると歩行の効率を反映することになる. 脳卒中患者では最大歩行速度に関して多くの研究があるが, エネルギー消費については十分検討されていない. 今回, 脳卒中患者の最大歩行速度とエネルギー消費を測定し, 両者の関係を分析した....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1998, Vol.25 (suppl-2), p.560-560
Hauptverfasser: 須藤恵理子, 奥山夏子, 大山寛子, 高見彰淑, 堀川学, 松嶋明子, 中野博明
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:脳卒中患者の歩行機能は, 最大歩行速度と歩行時のエネルギー消費の二つの側面から評価することが必要である. 最大歩行速度は運動学的指標であり, その決定因子は患側膝伸展筋力と立位バランスである. 歩行時のエネルギー消費は生理学的指標であり, 単位距離当たりで比較すると歩行の効率を反映することになる. 脳卒中患者では最大歩行速度に関して多くの研究があるが, エネルギー消費については十分検討されていない. 今回, 脳卒中患者の最大歩行速度とエネルギー消費を測定し, 両者の関係を分析した.
ISSN:0289-3770