膝前十字靭帯再建術における超早期リハビリテーションの効果とその限界

近年, 膝前十字靭帯(ACL)再建術後のリハビリテーションはひたすら加速されてきた. しかし, この加速化には限界がないのであろうか?加速したリハビリテーションの結果は良好とする報告が多いが, それらの研究のほとんどはopen studyであり, リハビリテーションの加速の真の効果とその限界を明らかにするためには標準的リハビリテーションと加速されたリハビリテーションの成績を比較する研究が必要である. 本研究の目的はACL再建術後に標準的リハビリテーションを行った症例と, 超早期リハビリテーションを行った症例の臨床成績を比較し, その効果と限界を客観的に明らかにすることである....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1998, Vol.25 (suppl-2), p.348-348
Hauptverfasser: 田邊芳恵, 須々田幸一, 安田和則, 伊藤俊一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:近年, 膝前十字靭帯(ACL)再建術後のリハビリテーションはひたすら加速されてきた. しかし, この加速化には限界がないのであろうか?加速したリハビリテーションの結果は良好とする報告が多いが, それらの研究のほとんどはopen studyであり, リハビリテーションの加速の真の効果とその限界を明らかにするためには標準的リハビリテーションと加速されたリハビリテーションの成績を比較する研究が必要である. 本研究の目的はACL再建術後に標準的リハビリテーションを行った症例と, 超早期リハビリテーションを行った症例の臨床成績を比較し, その効果と限界を客観的に明らかにすることである.
ISSN:0289-3770