若年脳血管障害者の退院後生活について
急激な高齢化社会の到来により, 保健, 医療, 福祉の制度が見直しされ, 医療保険制度と介護保険制度の両輪によって展開されようとしている. 我々は十数年前から訪問によるリハビリテーション(以下. リハビリと略す)を行っており, 生活の建て直しとQOLの向上を目標に, 社会資源を利用し関わってきた. しかし, その殆どが高齢障害者へ対してのサービスであり, 65歳未満の若年障害者へのそれは極めて少なく, また介護保険制度の対象も限られているようである. 今回平成7年4月より平成9年3月までの2年間に, 「公立みつぎ総合病院」においてリハビリを施行し退院した若年脳血管障害者の退院後生活調査を行い,...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 理学療法学 1998, Vol.25 (suppl-2), p.289-289 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 急激な高齢化社会の到来により, 保健, 医療, 福祉の制度が見直しされ, 医療保険制度と介護保険制度の両輪によって展開されようとしている. 我々は十数年前から訪問によるリハビリテーション(以下. リハビリと略す)を行っており, 生活の建て直しとQOLの向上を目標に, 社会資源を利用し関わってきた. しかし, その殆どが高齢障害者へ対してのサービスであり, 65歳未満の若年障害者へのそれは極めて少なく, また介護保険制度の対象も限られているようである. 今回平成7年4月より平成9年3月までの2年間に, 「公立みつぎ総合病院」においてリハビリを施行し退院した若年脳血管障害者の退院後生活調査を行い, その結果について若干の知見が得られたので報告する. |
---|---|
ISSN: | 0289-3770 |