呼気ガス分析による上肢運動と下肢運動の反応様式の違い
理学療法において, 対象患者に運動療法を施行する際, その運動強度の設定に難渋することが多い. 筋力強化においても例外でなく筋のタイプによってその設定に違いがあってしかるべきである. 上肢運動と下肢運動では, 運動に参加する筋量に差があることから筋力的に差が認められることは理解できる. 今回, 運動における両者間の相違を呼吸, 循環, 代謝面から検討し, トレーニング方法の一助とすべく考察を加えた. (対象と方法) 被検者には実験の主旨を説明し, 同意の得られた健常成人男子7名を用いた. 被検者のプロフィールは平均年齢24.9±2.9歳, 平均身長170.9±3.1cm, 平均体重64.6±1...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1998, Vol.25 (suppl-2), p.172-172 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 理学療法において, 対象患者に運動療法を施行する際, その運動強度の設定に難渋することが多い. 筋力強化においても例外でなく筋のタイプによってその設定に違いがあってしかるべきである. 上肢運動と下肢運動では, 運動に参加する筋量に差があることから筋力的に差が認められることは理解できる. 今回, 運動における両者間の相違を呼吸, 循環, 代謝面から検討し, トレーニング方法の一助とすべく考察を加えた. (対象と方法) 被検者には実験の主旨を説明し, 同意の得られた健常成人男子7名を用いた. 被検者のプロフィールは平均年齢24.9±2.9歳, 平均身長170.9±3.1cm, 平均体重64.6±10.4kgであった. |
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ISSN: | 0289-3770 |