脳卒中片麻痺患者における回復段階と足関節底屈・背屈トルクの特徴

脳卒中片麻痺患者に用いられるBrunnstrom stage(以下stage)は回復の質的評価法として用いられている. もし回復を量的に評価出来れば, 今後更に分かり易い形で回復過程を表現できる可能性も考えられる. 下肢stageでは, 膝関節の肢位と足関節の随意性の関係が評価の重要な要素の1つに挙げられている, 今回stageの異なる脳卒中片麻痺患者において, 膝関節肢位を変化させた際の足関節底屈・背屈関節運動トルク(以下底屈トルク・背屈トルク)を測定し, stageの違いを足関節の角度と関節運動トルクの関係から検討したので報告する....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1998, Vol.25 (suppl-2), p.75-75
Hauptverfasser: 薮越公司, 関和則, 岩谷力, 半田健壽, 中江秀幸, 阿保孝文, 小野玲, 井口美保代
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:脳卒中片麻痺患者に用いられるBrunnstrom stage(以下stage)は回復の質的評価法として用いられている. もし回復を量的に評価出来れば, 今後更に分かり易い形で回復過程を表現できる可能性も考えられる. 下肢stageでは, 膝関節の肢位と足関節の随意性の関係が評価の重要な要素の1つに挙げられている, 今回stageの異なる脳卒中片麻痺患者において, 膝関節肢位を変化させた際の足関節底屈・背屈関節運動トルク(以下底屈トルク・背屈トルク)を測定し, stageの違いを足関節の角度と関節運動トルクの関係から検討したので報告する.
ISSN:0289-3770