脳卒中片麻痺患者の6輪車駆動能力に対する検討

家屋内専用6輪型車椅子(6輪車)は, 小回り性能を向上させることを主目的に開発されたものである. 6輪車は, 駆動輪軸を車椅子の中心に置き, 後輪にもキャスターが配置されており, 現在臨床場面で注目されている. 第12回東海北陸理学療法士学会において, 我々は, 片麻痺患者に6輪車を直進方向に片手足駆動させ, その特徴を分析した. その結果, 走行時に6輪車の安定性が不良であった. 今回, 我々は, 脳卒中片麻痺患者に対し, 6輪車使用時の回転性能について, 普通型車椅子(普通車)と比較検討した....

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1997, Vol.24 (suppl-2), p.268-268
Hauptverfasser: 土山裕之, 藤井桐子, 矢野昌充, 田中さおり, 向田裕明, 佐藤秀次
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:家屋内専用6輪型車椅子(6輪車)は, 小回り性能を向上させることを主目的に開発されたものである. 6輪車は, 駆動輪軸を車椅子の中心に置き, 後輪にもキャスターが配置されており, 現在臨床場面で注目されている. 第12回東海北陸理学療法士学会において, 我々は, 片麻痺患者に6輪車を直進方向に片手足駆動させ, その特徴を分析した. その結果, 走行時に6輪車の安定性が不良であった. 今回, 我々は, 脳卒中片麻痺患者に対し, 6輪車使用時の回転性能について, 普通型車椅子(普通車)と比較検討した.
ISSN:0289-3770