当院の訪問リハビリテーション実施報告
本格的な高齢社会の到来で長期の医療・介護を必要とする老人が急速に増加し医療・保健・福祉の制度が見直され, 介護保健制度において一体化されようとしている. 当院でも平成5年11月より在宅で看護・リハビリテーション(以下リハ)が必要なケースでは, 在宅訪問支援が開始され3年間が経過した. その結果を検討し若干の知見を得たので報告する. 利用者は, 訪問看護実施者の中で在宅での療養生活に指導・訓練が必要であり, 通院, 及び, 機能維持が困難であり, 医師の訪問診察が受けられ, 主治医が許可した者である. 訪問回数は, 週1~3回の頻度で, 1回20~60分間施行, 事前の連絡で利用者の体調・都合...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1997, Vol.24 (suppl-2), p.35-35 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 本格的な高齢社会の到来で長期の医療・介護を必要とする老人が急速に増加し医療・保健・福祉の制度が見直され, 介護保健制度において一体化されようとしている. 当院でも平成5年11月より在宅で看護・リハビリテーション(以下リハ)が必要なケースでは, 在宅訪問支援が開始され3年間が経過した. その結果を検討し若干の知見を得たので報告する. 利用者は, 訪問看護実施者の中で在宅での療養生活に指導・訓練が必要であり, 通院, 及び, 機能維持が困難であり, 医師の訪問診察が受けられ, 主治医が許可した者である. 訪問回数は, 週1~3回の頻度で, 1回20~60分間施行, 事前の連絡で利用者の体調・都合を確認, 訪問スタッフは, 看護婦2名, 理学療法士1名, 内容は, ROM・坐位・基本動作・歩行・ADL指導・住宅改造相談・心理的援助等である. 実施報告は, 月1回, 主治医に訪問看護婦とともに書類にて報告. または, 訪問診察医に同行してその場で報告する. 終了は, 目標達成時に主治医に報告し, 主治医が終了する. 中止・再開も主治医の指示による. |
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ISSN: | 0289-3770 |