モールド型座位保持装置
1988年から, 発泡ポリウレタンによるモールド型座位保持装置(MSS)を, 主にデュシャンヌ型進行性筋ジストロフィー症(DMD), 重度脳性麻痺児・者などを対象に製作を行ってきた. 補装具として, MSSが認められてからは, I医薬品メーカーで, ナーセントバケットシート(NBS)として, 製作した. 92年度で製作中止のやむなきにいたった. その後F義肢でF-ホールドクッション(FC)として, 継続され, 製品の改良がなされ発展してきている. 今回は発泡ポリウレタンによるMSSについて考察する. (対象と方法) 1989年から95年までに製作の相談から, 採型, 仕上がりまで係わったMSS...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1996, Vol.23 (suppl-2), p.481-481 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 1988年から, 発泡ポリウレタンによるモールド型座位保持装置(MSS)を, 主にデュシャンヌ型進行性筋ジストロフィー症(DMD), 重度脳性麻痺児・者などを対象に製作を行ってきた. 補装具として, MSSが認められてからは, I医薬品メーカーで, ナーセントバケットシート(NBS)として, 製作した. 92年度で製作中止のやむなきにいたった. その後F義肢でF-ホールドクッション(FC)として, 継続され, 製品の改良がなされ発展してきている. 今回は発泡ポリウレタンによるMSSについて考察する. (対象と方法) 1989年から95年までに製作の相談から, 採型, 仕上がりまで係わったMSSは86で, 対象ケースは58例, 最も多いケースでは5回のつくり替えを行っている. その製作にあたって採型から製作の経過を整理, 検討した. DMDは29例, 脳性麻痺及び重症心身障害20例, ウエルドニッヒ・ホフマン病(WH)3例, 先天性筋ジストロフィー症3例, 2分脊椎症1例, その他2例である. |
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ISSN: | 0289-3770 |