骨盤回旋偏位角度測定器の試作と測定法の信頼性

著者らは第23回本学会で骨盤回旋偏位角度(以下偏位角度)について報告以来, 片麻痺の諸障害と関連づけて研究してきた. しかし, その測定法には人員や精度の問題等, 改善の余地があった. そこで簡便で安価な偏位角度測定器を試作し, 測定法の妥当性と信頼性について検討したので報告する. 【測定器の構成】 固定板a:厚さ15mmの滑り止め付T字型折りたたみ式木製合板. 上面には前縁との平行線と, 前縁中点から後縁までの垂線, およびbの三脚固定用の直径6mmの3つの穴を備えている....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1996, Vol.23 (suppl-2), p.172-172
Hauptverfasser: 吉尾雅春, 松田淳子, 西田順子, 小畠敏, 辻本純子, 松尾薫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:著者らは第23回本学会で骨盤回旋偏位角度(以下偏位角度)について報告以来, 片麻痺の諸障害と関連づけて研究してきた. しかし, その測定法には人員や精度の問題等, 改善の余地があった. そこで簡便で安価な偏位角度測定器を試作し, 測定法の妥当性と信頼性について検討したので報告する. 【測定器の構成】 固定板a:厚さ15mmの滑り止め付T字型折りたたみ式木製合板. 上面には前縁との平行線と, 前縁中点から後縁までの垂線, およびbの三脚固定用の直径6mmの3つの穴を備えている.
ISSN:0289-3770