toe-out, knee-inを呈する高校女子バスケットボール選手の下肢アライメントの特徴

スポーツ外傷の発生機序に個体要因は大きく関与する. 下肢アライメントは個体要因のひとつのパラメータであり, 外傷発生時の下肢アライメントの分析は重要である. 女子バスケットボールでは膝前十字靭帯(以下ACL)損傷の発生が多く, toe-out, knee-inというダイナミックアライメント(以下DA)の存在が示唆された. 本研究ではtoe-out, knee-inを有する高校女子バスケットボール選手に注目し, スタティックアライメント(以下SA)に関連が深い項目があるかを確認することをねらいとする. 「方法」 対象は広島県内でベスト8に入る5つの高校の女子バスケットボール部員1, 2年生65名...

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Veröffentlicht in:理学療法学 1995, Vol.22 (suppl-2), p.125-125
Hauptverfasser: 金子文成, 浦辺幸夫, 川口浩太郎, 藤田知子, 利根川恒雄, 上野原稔
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:スポーツ外傷の発生機序に個体要因は大きく関与する. 下肢アライメントは個体要因のひとつのパラメータであり, 外傷発生時の下肢アライメントの分析は重要である. 女子バスケットボールでは膝前十字靭帯(以下ACL)損傷の発生が多く, toe-out, knee-inというダイナミックアライメント(以下DA)の存在が示唆された. 本研究ではtoe-out, knee-inを有する高校女子バスケットボール選手に注目し, スタティックアライメント(以下SA)に関連が深い項目があるかを確認することをねらいとする. 「方法」 対象は広島県内でベスト8に入る5つの高校の女子バスケットボール部員1, 2年生65名(130肢)である. 対象の平均年齢は15.8±0.6歳, 平均身長は161.4±6.7cm, 平均体重は53.5±5.8kgである.
ISSN:0289-3770