学生による脳卒中片麻痺患者の歩行安定性評価
脳卒中片麻痺患者の歩行安定性を評価する場合, 臨床的には歩行観察によって行われることが多い. 我々は第28回本学会にて, 学生に脳卒中片麻痺患者の歩行安定性の評価を, ビデオによる観察で行なわせ, その結果を各学年間で比較し報告した. 今回は前回調査時の1年生が3年生になり臨床実習を終了した時点で, 同様の評価をさせ1年次の結果と比較した. さらに, 臨床場面で歩行の安定性を評価する場合に何を考慮して行うかを尋ねたので, その結果を報告する. 対象は当学院の理学療法学部の学生で, 1年次と3年次共に評価に参加できた21名である. 脳卒中片麻痺に関する学習の状態は, 1年次が学内での臨床見学で患...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1995, Vol.22 (suppl-2), p.58-58 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 脳卒中片麻痺患者の歩行安定性を評価する場合, 臨床的には歩行観察によって行われることが多い. 我々は第28回本学会にて, 学生に脳卒中片麻痺患者の歩行安定性の評価を, ビデオによる観察で行なわせ, その結果を各学年間で比較し報告した. 今回は前回調査時の1年生が3年生になり臨床実習を終了した時点で, 同様の評価をさせ1年次の結果と比較した. さらに, 臨床場面で歩行の安定性を評価する場合に何を考慮して行うかを尋ねたので, その結果を報告する. 対象は当学院の理学療法学部の学生で, 1年次と3年次共に評価に参加できた21名である. 脳卒中片麻痺に関する学習の状態は, 1年次が学内での臨床見学で患者を見たことがある程度で, 3年次は8週間3回の臨床実習を終了している. |
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ISSN: | 0289-3770 |