肩関節障害
「臨床運動学的アプローチ」という, 聞き慣れない固有名詞的な響きのあるテーマだが, 骨の動き, 筋の収縮や異常緊張, それらと痛みの関連などを注意深く観察, 触知し, それを患者や治療者自身にフィードバックしながら, 治療者の狙いとする反応を引き出すことが「臨床運動学的アプローチ」であろうと理解する. ここでは, 以下に列挙する事柄についてその基礎と, 臨床上よく経験する症状の運動学的解釈を述べる. 多少なりともフィードバックするための着眼点を得る手助けとなれば幸いである. 最後に, いつも頭を悩まされる動揺性肩関節症等をはじめとする不安定肩に対するアプローチの問題点について提案し, 皆さんと...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-3), p.36-36 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「臨床運動学的アプローチ」という, 聞き慣れない固有名詞的な響きのあるテーマだが, 骨の動き, 筋の収縮や異常緊張, それらと痛みの関連などを注意深く観察, 触知し, それを患者や治療者自身にフィードバックしながら, 治療者の狙いとする反応を引き出すことが「臨床運動学的アプローチ」であろうと理解する. ここでは, 以下に列挙する事柄についてその基礎と, 臨床上よく経験する症状の運動学的解釈を述べる. 多少なりともフィードバックするための着眼点を得る手助けとなれば幸いである. 最後に, いつも頭を悩まされる動揺性肩関節症等をはじめとする不安定肩に対するアプローチの問題点について提案し, 皆さんと討論できればと思っている. |
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ISSN: | 0289-3770 |