脛骨願部骨折の術後成績の検討

脛骨顆部骨折は関節内骨折であり, その治療においては関節面の解剖学的な整復と早期理学療法が不可欠とされている. 当院でも早期理学療法が治療成績を左右する重要な因子の1つと考え, 術直後より関節可動域・筋力・関節軟骨修復を重視した神機療法を施行している. 今回, 過去5年間に当院て観血的治療を行った症例の膝関節機能について, 退院時評価と比較1検討を行ったので報告する. 「対象と方法」 当院にて平成元年から現在までに当院で治療した脛骨顆部骨折30例のうち, 今回追跡調査可能であった19例を対象とした. 手術時平均年齢は54.9±15.9歳(19歳, 74歳)で, 性別は男性7例, 女性12例であ...

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Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.470-470
Hauptverfasser: 山崎敦, 小澤拓也, 鈴木博人, 水谷昭, 森裕展
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:脛骨顆部骨折は関節内骨折であり, その治療においては関節面の解剖学的な整復と早期理学療法が不可欠とされている. 当院でも早期理学療法が治療成績を左右する重要な因子の1つと考え, 術直後より関節可動域・筋力・関節軟骨修復を重視した神機療法を施行している. 今回, 過去5年間に当院て観血的治療を行った症例の膝関節機能について, 退院時評価と比較1検討を行ったので報告する. 「対象と方法」 当院にて平成元年から現在までに当院で治療した脛骨顆部骨折30例のうち, 今回追跡調査可能であった19例を対象とした. 手術時平均年齢は54.9±15.9歳(19歳, 74歳)で, 性別は男性7例, 女性12例であった. 平均入院期間は3.0ヵ月(1.4ヵ月~5,6カ月), 調査までの術後経過期間の平均は1年11ヵ月(6ヵ月~4年5ヵ月)であった.
ISSN:0289-3770