電気的神経刺激と意志的随意努力の筋電図的検討

日常の歩行動作は, 足関節の静的および動的安定性の上に成り立っている. そしてその中で, 機能的に相反する代表的な筋として前脛骨筋(以下丁という)とヒラメ筋(以下Sという)がある. 筋線維の組織学的反応から, 前者はタイプπが主で, 後者はタイプ1が主であると言われている. 又収縮特性と易疲労性から, 前者を速筋線維が主で, 後者を遅筋線維が主であるとも言われている. 今回我々は, 表面筋電図を用い, この両筋の電気的神経刺激および意志的随意努力による電気活動を分析し, その特徴と理学療法的応用について検討し, 若干の知見を得たので報告する....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.428-428
Hauptverfasser: 西本勝夫, 小林茂, 垣谷慎二, 西野久司, 東悟, 森川菜穂子, 光山智子, 吉内紀代子, 西本俊治, 雪本紳一, 亀橋聡, 中村昌司, 木村保
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:日常の歩行動作は, 足関節の静的および動的安定性の上に成り立っている. そしてその中で, 機能的に相反する代表的な筋として前脛骨筋(以下丁という)とヒラメ筋(以下Sという)がある. 筋線維の組織学的反応から, 前者はタイプπが主で, 後者はタイプ1が主であると言われている. 又収縮特性と易疲労性から, 前者を速筋線維が主で, 後者を遅筋線維が主であるとも言われている. 今回我々は, 表面筋電図を用い, この両筋の電気的神経刺激および意志的随意努力による電気活動を分析し, その特徴と理学療法的応用について検討し, 若干の知見を得たので報告する.
ISSN:0289-3770