肩甲上腕リズムの3次元的解析

上肢運動における上腕骨と肩甲骨の協調運動は肩甲上腕リズムとしてよく知られている. しかし, これまでの報告は静的なコマ切れの計測によって, しかも測定項目は前方・側方・scapularplaneでの挙上動作のみで, 肩関節水平屈曲伸展での報告は少なく, 自由度3の肩関節としての3次元的な検討が少ない. そこで今回, 3次元動作解析装置を用いて前方・側方からの挙上動作および90度外転位での水平屈曲伸展を測定し, 3次元的な肩甲上腕リズムについて検討したので, 若干の考察を加えて報告する....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.413-413
Hauptverfasser: 辻英次, 畑重樹, 大久保衞, 船越晃一, 朴正秀, 田中直史, 大槻伸吾, 福岡正信, 勝真理, 橋本隆一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:上肢運動における上腕骨と肩甲骨の協調運動は肩甲上腕リズムとしてよく知られている. しかし, これまでの報告は静的なコマ切れの計測によって, しかも測定項目は前方・側方・scapularplaneでの挙上動作のみで, 肩関節水平屈曲伸展での報告は少なく, 自由度3の肩関節としての3次元的な検討が少ない. そこで今回, 3次元動作解析装置を用いて前方・側方からの挙上動作および90度外転位での水平屈曲伸展を測定し, 3次元的な肩甲上腕リズムについて検討したので, 若干の考察を加えて報告する.
ISSN:0289-3770