2年生臨床基礎評価実習と臨床基礎治療実習の紹介と教育効果

理学療法士教育の原点は, 学習の主体者は学生であり, 教員はその助力者であることを認識し, 教育目標を明らかにし目標に到達するための努力が続くよう動機づけすることである. 特に臨床場面で役立っ理学療法士になるという目標を入学当初から持たせ, かつ持続させることが大切である. 新カリキュラムの施行によって教育された第1回生が卒業し, 臨床実習時間の大幅な短縮がどのような影響を与えたかなんらかの答えがでることが望まれる. 臨床実習短縮に伴う影響を少なく, かつ, より効果的学習法とするために, 当学院で行っている1年生の臨床見学の紹介を第27回学会で報告した. 今回は2年生に行っている臨床基礎評価...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.378-378
Hauptverfasser: 古米幸好, 渡辺進, 秋田一郎, 国安勝司, 西本千奈美, 高橋利幸, 千野根勝行, 仁熊弘恵
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:理学療法士教育の原点は, 学習の主体者は学生であり, 教員はその助力者であることを認識し, 教育目標を明らかにし目標に到達するための努力が続くよう動機づけすることである. 特に臨床場面で役立っ理学療法士になるという目標を入学当初から持たせ, かつ持続させることが大切である. 新カリキュラムの施行によって教育された第1回生が卒業し, 臨床実習時間の大幅な短縮がどのような影響を与えたかなんらかの答えがでることが望まれる. 臨床実習短縮に伴う影響を少なく, かつ, より効果的学習法とするために, 当学院で行っている1年生の臨床見学の紹介を第27回学会で報告した. 今回は2年生に行っている臨床基礎評価実習・臨床基礎治療実習について報告し, この臨床基礎実習(以下実習という)を今後も継続するか, さらに改善すべき点は何かなどを模索するためにアンケート調査を行ったところ, 一定の目標は達成できているが, 改善点もあることが判明したのでそれらを報告する.
ISSN:0289-3770