神経筋疾患における光電子センサーを使用したスイッチの利用経験

神経筋疾患, 特に筋萎縮性側索硬化症(ALS)筋ジストロフィー(PMD)など病状の進行により全身の筋力低下のおこる疾患において, 呼吸筋力の低下に伴い, 気管切開, 人工呼吸管理下でのコミュニケーションが問題となってくる. 医療の現場において, ナースコールの改造や, 文字板, 意志伝達装置の利用など様々な方法でコミュニケーションをとっていると思われるが, それらの装置を作動さすためのスイッチと, それを残された機能のどこに担わせるかが問題となる. 今同, 日本ALS協会近畿ブロックの協力により, 光電子センサーを使用した各種スイッチの利用と, スーパーファミコンのコントローラーの改造を行ない...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.326-326
Hauptverfasser: 長岡誠吾, 水尻真紀子, 西村泰直, 水町真知子, 豊浦保子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:神経筋疾患, 特に筋萎縮性側索硬化症(ALS)筋ジストロフィー(PMD)など病状の進行により全身の筋力低下のおこる疾患において, 呼吸筋力の低下に伴い, 気管切開, 人工呼吸管理下でのコミュニケーションが問題となってくる. 医療の現場において, ナースコールの改造や, 文字板, 意志伝達装置の利用など様々な方法でコミュニケーションをとっていると思われるが, それらの装置を作動さすためのスイッチと, それを残された機能のどこに担わせるかが問題となる. 今同, 日本ALS協会近畿ブロックの協力により, 光電子センサーを使用した各種スイッチの利用と, スーパーファミコンのコントローラーの改造を行ない, 良好な結果を得たのでここに報告する.
ISSN:0289-3770